松本晋一のブログ 

松本晋一のワークショップの告知などをしています。

2010年03月

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 僕のプラレール好きはもうみなさんご存じでしょうが、昨日はジムのトレーナーさんからプラレールもらっちゃいましたよ!その方とはかれこれ3年来の知り合いなので、ジムで世間話をしているうちに、まあそれなりにお互いの事は知っているわけです。僕がタップダンサーだということもご存じで公演や発表会も見に来てもらった事もあるし。そのトレーナーさんが家族に会いに実家の高知と鳥取に数日間帰るという話は聞いていました。そして昨日帰ってきたそうで、トレーニング前にニヤニヤして僕におみやげを手渡してくるじゃないですか!そしたらコレですよ。「鬼太郎列車」のプラレール。水木しげるさんが鳥取県の境港市の出身だそうで、実際に「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターがラッピンングされた列車が走っているらしい。だからこれは限定品なんです。東京のヨドバシとかで売ってないんです。もう嬉しいじゃないですか!わざわざこんなかさばるもの持ってきてくれるなんて。僕もアメリカからBCAAをおみやげに持ってきたので、そのお返しだったとは思いますが。普通なら社交辞令的に空港で「高知にいってきました!」みたいなパッケージのお菓子でも買ってくれば済むことなのに、ちゃんと僕が喜ぶモノを見つけてくれるなんて、そこに感激です。ともあれ、タップ仲間や生徒さんからプラレールをプレゼントしてもらう事はよくありますが、まさかジムのトレーナーさんにまで無意識にプラレールの話とかしてたんですねえ、僕ってば。頂いたプラレールを手に持ってジムでベンチやマシーンを移動している自分が可笑しかった。
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昨日テレビで久しぶりに西城秀樹さんを拝見しました。最初は「わあ、さすがにおじさんになってきちゃったなあ」と思いましたが、でもなんかやっと人生をリラックスして生きているようにも見えました。西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎は僕が一番親しんだアイドルです。年齢的にはちょっと上の世代なので、あの人たちの歳の取り方が参考になります。
 人前に立つ仕事をしている以上、いつまでも若くいたいと思うのは当たり前だと思うのですが、いつまで年齢に逆らってゆけるのだろうか?その意味では郷ひろみさんはまだあきらめていない感じがします。確かに歳は顔などに現れてきましたが、セクシーさを失わないように頑張っていますよね。その西城と郷の中間的な位置にいるのが野口五郎さんでしょうか。特に若づくりをしようとしていないですが、まだ普通のおじさんにはなっていないという位置ですね。このパターンが少年隊にもハマるような気がします。郷ひろみ的存在が東で、西城秀樹的存在がニッキ、野口五郎的存在がかっちゃん?元シブがき隊にも当てはまるかも。
以前NHKのドキュメンタリーでB’zっていうの?....のグループの稲葉さん?だっけ?...が「いかに歳を取っていくのを遅らせるか」というような事を言っていたのが印象的でした。パワフルなステージをこなすためトレーニングとかしてるんですよね。たしかに歳を取ることは避けられないけど、遅らすことはできますよね。「若作りをする」ことより、この考え方が無理がなくていいような気がしました。
 ある程度の年齢なのに無理して若づくりしているのも不自然で見苦しい時がありますからね。かといって、普通の人ならともかく、舞台など人前に立つ仕事ならば全部あきらめちゃうのもダメなような気がします。人間って歳を取るとやっぱり中身が魅力的になってきます。だから年齢を重ねることは素敵なことでもあります。自分は20代の頃に戻りたいと思ったことがありません。僕なんてこの程度の人間ですが、20年前よりははるかに今の自分のが好きですから。なのでいろんな経験をして人生を豊かにしていって、あとは身体的に歳を取るのを遅らすというのが理想的な生き方でしょうか?御三家で言ったら野口五郎的生き方かな?

 いつもリズムボーイズのリハーサルは水曜日と金曜日にやっているのですが、今度の日曜日に全体リハーサルがあるので昨日の月曜日もリハーサルをしました。まだ振付で決まっていないところがあったので、とにかく仕上げなきゃということで頭がいっぱいでした。そしてとりあえずできてひと安心。リハが終わってちょっと気が抜けた状態でのんびりしていたら穴田が「松本さん、クラスは何時からですか?」って言う。「今日は夜ハンドクラップだから............ゲッ!もう6時10分だ」一瞬青くなった。クラスは6時30分からである。朝からクラスがあることはわかっていたのに、リハーサルをしていたら気分は水曜日モードになっていたんですね。穴田がとっさにパソコンで電車の時間を調べてくれた。新日本橋の駅から16分の電車に乗れば小岩に6時33分に着くという。あと4分。スタジオから稽古着のままダッシュ!われながら素晴らしい走りっぷりでした。なんとか電車に乗り込みました。穴田の一言がなかったらもっとのんびりしていたかもしれない。生徒さんには大変申し訳ございませんでしたが、なんとか5分押しで済みました。振りができて気が抜けちゃったんでしょうね。なさけないです。

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 また中古CD屋さんで古い洋書をゲットしました。これは「THE FOX GIRLS」というタイトルで、20世紀フォックス社の往年の女優さんたち15人の事をとりあげた内容になってます。この本も中学生の頃だったか、銀座の洋書屋さんで見た覚えがあります。高くて買えなかったのですが、今になって300円で購入しました。アハハ!
 1950年代中ごろまではどこのスタジオも俳優たちと専属契約していたので、MGMのスターとかフォックスのスターという雰囲気が濃かったわけです。それで20世紀フォックス社はいつもその時代のアイコン的存在になる女優さんがいたことが有名です。特にブロンド女優が!いわゆるセックスシンボルです。大雑把にみて....
 1930年代のアリス・フェイ
 1940年代のベティ・グレイブル
 1950年代のマリリン・モンロー
 1960年代のラクウェル・ウェルチ
アリス・フェイとベティ・グレイブルの映画は日本で公開された本数が少ないので知名度は低いですが、30年代から50年代初めぐらいまでのミュージカル映画には欠かせないスターでした。ベティはコンドス・ブラザーズといっしょにタップも踊ったりしていますしね。ベティーとモンローの間ぐらいにジューン・ヘイバーというスターもいました。彼女もミュージカル映画で活躍しました。モンローとラクウェルの間にシーラ・ノースというスターもいましたが、モンローの後はもうだれもモンローのコピー的なイメージが強くていま一つ売れなかった人だと思います。
 この本、暇な時に拾い読みするにはいい内容なのですが、なんせ重い!ちょっと大きな辞書ぐらいあるんですね。こんなのカバンに入らないし。あとは神田のTRBスタジオに置いておいて、リハーサルとクラスの間の時間に読もうかなと思っています。
 

 昨日はミュージカルフレンズのタップの振付がありました。僕がこのグループに振付を担当させてもらうのは今回で4回目かな?今まではほぼ全員出演するような大きなナンバーを作らせてもらいましたが、今回は少人数のタップダンバーなんです。いままではすぐに作品のイメージが湧いて選曲も決まりましたが、今回はリハーサル直前まで迷っていました。メンバーの中でもタップを得意とした人たちが選ばれたので、ちょっと難しい足さばきも取り入れてみたのですが、ホントに大丈夫か確信がもてないままリハに突入。でも実際にやってもらったら大丈夫だということがわかったのでひと安心。ミュージカルフレンズはエンターテイメント的なショーを上演するグループなので、作品作りにたずさわるのも毎回楽しいです。
 来週はナショナルタップデイの全体リハーサルがあるので、それまでに準備することがいっぱいです。リズムボーイズの作品もまだ完全に仕上がっていないし、ちょっとのんびりできるのも今日だけです。今日はしばらくいけなかったジムにいって、時間があれば蚤の市ものぞいて、ジュニアクラスと格闘して、早くお家に帰ってまだ見ていないミュージカルのDVDでも見るというプランです。

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