松本晋一のブログ 

松本晋一のワークショップの告知などをしています。

2024年03月

tomikao
3月いっぱいで富田カオリがTRBタップダンススタジオを辞めました。自分はどれほど彼女に世話になったことでしょう。リズムボーイズの衣装の事は全部把握していて、スラックスの裾上げ、早替えの細工から舞台での早替えの手伝いも彼女の仕事でした。東京リズム劇場の小道具作りや雑用もやっていました。自分がスタジオで終電まで舞台セットを作っている横にはいつも富カオが衣装縫いなどをしていました。ナショナルタップデイでは製作サイドで大忙しでしたね。出演者との伝達係として、みなさんとも親しく接していたことだと思います。舞台が大好きで、発表会ではいつも熱のこもった振付作品を出していました。それが終わると彼女は必ず自分にも感想を聞いてきました。彼女はけしてイエスマンではありませんでした。ちゃんと上の人間に対しても自分の意見を言える人でした。舞台の上だけじゃなくて、裏の仕事もその人のセンスが出ます。スタジオがらみの舞台の仕事をあれだけこなせたのは彼女の才能だと思います。あまり評価されてませんが、きっと彼女がいなくなった後に気づくことが多いのではと思います。でも何かの終わりは何かの始まりですから、良い事だと思っております。富カオ、人生これからが楽しいぞ!!!


自分の本業はタップダンサーなのですが、ロープウェイが好き過ぎて2年前に蔵王ロープウェイの冬季準社員として三カ月半働いてみました。そして今季も働きに行った次第ですが、タップダンサーの加藤信行氏から連絡があり、蔵王に来ると言うのです。彼は日本全国にいるタップダンサーを訪ねて一緒に踊る旅をして、その動画をYOUTUBEにアップしていまして、自分が蔵王にいることを知って一緒に踊ろうというのです。自分は山形県民じゃないし、蔵王にいる理由はロープウェイなので、どうせならロープウェイの施設の中で踊りたいと思い、部長さんにダメ元で相談したら、なんと快くOKを頂けました。営業中はお客さんがいるので、従業員が来る前の朝6時半に山麓ホームへ行き、30分ぐらいで撮影しました。撮影が終わり、朝8時に試運転便が上がり営業開始。この日は自分はお休みでしたが、普段自分は山麓線の樹氷高原駅という上のホームに勤務していまして、朝の1時間ぐらいは上りのお客さんだけで下りの方はまだ誰も乗り込んでいないのを知っていたので、その時間ならロープウェイの中で踊れるかもしれない!と思い、部長さんにちょっとそんなことをやってみたいと言ったら、これも許可してくださいました。上りはお客さんと一緒に上がり、到着したら、車掌さんしかいない下り便にサッとタップマットを敷いて、山麓駅に到着する7分間の間にカメラを設置して踊るというのを2回繰り返しました。大好きなロープウェイの中で自分のライフワークでもあるタップダンスを踊れるなんて夢のようでした。蔵王ロープウェイ株式会社さまのご理解と、こんなチャンスをくれた加藤信行氏に感謝いたします。

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制服を着ていますが、今日はお休みの日でした。まだ詳しい事はお伝えできませんが、とても楽しいことがありました。蔵王ロープウェイ株式会社のご協力も頂き、人生で初めての経験、そしてロープウェイファンとして、タップダンサーとして貴重な体験をいたしました。情報公開になりましたらお知らせします。

WS2024
3月も10日が過ぎ、蔵王の山奥から都会へ戻る日がだんだん近づいてまいりました。お待たせしましたが、また振付ワークショップを再開させていただきます。今のところ3月31日までが仕事の契約期間で4月1日に東京に戻るので、翌週の4月8日月曜日から再開予定でございます。木曜日も同時におこないます。昨年、スタジオを辞めたので、レギュラークラスもどこかでおこなおうかと考えております。とりあえず予告まで。

asa
3月に入り、蔵王滞在も一か月を切りました。インバンドで海外からのお客様が来ていた2月でしたが、3月に入ると、長蛇の列ができなくなってきました。
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親友から誕生日にタップシューズを贈られてきました。新品ではなく、その親友のおさがりですが、ちゃんとメインテナンスしてくれた最高のタップシューズです。それを手に取ったら、なんか一気に東京の自分に戻された感じです。心はすでに東京です。

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