
ずっとなりたかった。ロープウェイ巡りをするようになってから憧れていました。そう、ロープウェイの車掌さんに。昭和30年代はバスガイドのように女性の仕事というイメージが強かったし、自分も女性のガイドさんが好きなのですが、スキー場のロープウェイは男性も結構いたりするし、今はあまり性別を問われる職種でもなくなってきた感があります。2021年にロープウェイの仕事がしたくて飛び込んだ蔵王ロープウェイの冬季準社員の仕事をした時も、車掌がやりたいと言ったのですが、そう簡単になれないと言うので、何年か経ったらやらせてもらえないかと目論んでおりました。2022年度の冬季準社員の時に車掌にしますと言われ、研修をする流れになったのですが、その時すでに多忙期に入っていてそれどころではなく、結局実現しませんでした。なので今季は最初から車掌を希望して、運よくそのセクションに入れてもらった次第です。12月16日から訓練が始まり、昨日の12月22日にとうとう独り立ちでやれるようになりました。人生最後の夢が叶ったわけです。初日はちょっと悪天候で、その対処ができるか不安でしたが、幸い風向きが横揺れする方向じゃなかったので、さほど手こずらずに乗り越えました。これから沢山経験を積んで一人前にならないといけませんが、この年齢でチャレンジできる事があるのが幸せだと思う今日この頃です。